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ヤフーがベストリザーブと業務・資本提携

 ヤフーは12月20日、宿泊サイトのベストリザーブと業務・資本提携すると発表した。ヤフージャパンの総合旅行サイト「Yahoo!トラベル」に今後、ベストリザーブの宿泊予約機能をつけ、ビジネスホテル予約を強化する。

 ヤフートラベルには、JTB、じゃらんnet、一休.comが宿泊在庫の提供をしているが、レジャー利用が中心だった。ベストリザーブとの提携でビジネスホテル予約に強い楽天トラベルに対抗する。
 e─まちタウンが所有するベストリザーブ全株式のうち20%ずつをヤフーとソフトバンクがそれぞれ1億3400万円で取得する。ヤフージャパンにはソフトバンクが41%、米ヤフーが33%を出資しているため、ソフトバンクグループとしてのベストリザーブへの出資比率は40%となる。

 ベストリザーブは、96年に日立造船子会社で「旅の窓口」を立ち上げた小野田純氏が、00年に独立して起業した会社。05年2月にライブドアが100%子会社化。07年12月14日には、光通信の連結子会社のe─まちタウンが同社の全株式をライブドアから6億7千万円で取得していた。

 小野田氏が事業責任者として開発した旅の窓口は、03年9月に楽天が日立造船から323億円で取得。楽天は01年3月に楽天トラベルを独自で開設していたが、旅の窓口の基幹システムを存続させる形で04年9月に両サイトを統合している。旅の窓口の買収をめぐっては、当時JTBも検討していたが、金額が折り合わず、結局楽天が取得した経緯がある。
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